ゆずのバカヤロー、16年

フリーのデザイナー主婦の子育て&きまぐれ日記。

ほぼ5歳男児の読み聞かせ事情

3歳前に同じ内容で書いてたのを見返して、
自粛期間だとか既に懐かしく感じる今日この頃。
あの頃はイヤイヤ期とコロナ禍が重なり未知への恐怖と孤独感とストレスで慢性胃炎になり1日1日体を起こすことすら辛い中、生きるのに精一杯だった。
今は少し心に余裕が出来た。慣れもある。
3歳の年少はコロナで3分の1しか幼稚園に行けなかったけど、年中の今年は半分以上通えてるのでは?と思う程だ。

そうなると時間と心に余裕が出来て、
絵本の購入もより躊躇がなくなった。笑
新品も中古も合わせて月15冊くらい購入しているかも。既にホームワークだ。
絵本棚もずいぶん増えた。

3歳と4歳では読書に変化があった。
3歳では図書館で同じ本を何度も借りたがった。
内容の知らない絵本を読むのは怖いらしい。
何かトラウマを作っちゃったかしらと悩む。
今はそれはごく自然の事と思えるけれど、
当時は恥ずかしくてやめて欲しかった。
しかも図書館での滞在はコロナ禍なので最小時間にしなければならず、声も出してはいけない。カウンターには全体にフィルムが張られ、体温計とアルコール台が設置され館内には常に緊張感があった。
小さな図書館で、なにか迷惑をかけたらもう通えなくなってしまうかも。そんな恐怖から私が借りる本を予め全部予約して、図書館で受け取りのみをするようになった。
マスクがうまく出来ないから、息子は出来るだけ図書館には連れていかず私一人で通っていた。
たまに連れて行くと喜んで絵本を棚から引っ張り出し、これ買うこれも買うあと何冊買える?と楽しそう。「借りる」との違いを理解するのは4歳だった。
コロナで休館になると貸出期間が延長になるという時事ネタも挟んでおこう。

4歳では、同じ本を同じタイミングで繰り返し読む事は無くなり、何冊と決めたらその通りに持ってきたり借りたりして読めるようになった。
世間的にもコロナへの対策が緩くなり、図書館へ息子を連れて行く事を再開した。
何度も借りている本を1.2冊と、読んだことのない本を8.9冊借りるようになった。
自分で絵本を探し、机に置いてパラパラとページをめくり借りるかどうか悩む姿はもう大人のよう。
図鑑にも興味が出て、借りたいと言うようになった。
私が借りたい本が借りられない事が不満で、
息子専用の図書カードを作ってもらった。
早速活用して20冊借りてみたら
持ち帰る時肩が壊れるかと思った。
息子は既存の絵本のネタをパクり、自分でも絵本を描くようになった。
図書館で借りて気に入った本は新品で買うようになった。そこで借りると買うの違いを理解したみたい。

最近は、ゲーム、アニメ、テレビと娯楽が増えたため、寝る前の読み聞かせをすっ飛ばして寝てしまうこともしばしば。親の私はこのままではいかんと、
読み聞かせの良さを再確認しようと色んな書籍を読み漁り、絵本の魅力にどっぷりはまっている。
隙あらば本屋へ連れて行き強制的に絵本と出会う環境を提供し続けている。