ゆずのバカヤロー、16年

フリーのデザイナー*文系主婦のきまぐれ日記。

幸せを、買う!

 

それどこ大賞「買い物」

 

ブログを始めたばかりのひよっ子の私は、

まだブログに何を書くべきなのかも定められずに、

ふらふらとはてなブログのサイト内を彷徨っていました。

 

今週のお題という文字を発見しクリックしてみると、

週毎にお題が発表され、

ブログ更新用のネタ提供をしてくれるという優しいシステムでした。

嬉々として参加する事にしたのですが、

始めて2周目に、

それどこ大賞」という大々的なコンテストに変わっていました。

お題は「買い物」。

せっかくの機会なので、

買い物についての思い出を書いてみようと思います。

 

 

年齢を重ねるにつれて

どんどん買い物の金額が比例して大きくなっていきますよね。

学生時代はお小遣いで買える

〜千円単位までだった買い物が、

バイトを始めて万単位のものを買えるようになり、

20代、社会人になって一桁増えて何十万。

このままいい感じに比例していけば、

30代には3桁(うん百万)だし、

40代には(4桁うん千万)だし、

50代には(うん億)と増えていくんじゃないかって思います。

実際そうだったら楽しいよね。

私は26歳なので、26年間のうちの最大の買い物のお話になります。

 

ウン十万の札束を手にすると、都合よくひったくり犯や泥棒が潜んでやしないかと周囲を警戒し始めるどこにでもいるような庶民です。

 

そんな金銭感覚の私が、今までの人生最大にお金を使った買い物、

それが「結婚」です。

結婚というイベントをより良いものにしようと思ったら

何から何まで買い物、買い物、買い物の嵐なのでした。

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結婚挨拶、お食事会、指輪、結婚式、新婚旅行、結婚祝いお礼…結婚するとなると様々なイベントが密集して発生し、その度に服装や食事代等々必要な物が増えていき、

正直、買い物は精神の負担だと思いました。

それまでは、100均を愛し服は古着、モノはセール品中古品を好んで買う節約っぷりをみせていた私のドケチ精神が結婚を機に乱され始めたんです。

財布の紐を強制的に緩ませられているような、謎の恐怖を感じました。

そんな中で、買い物に対する姿勢が変化したある出来事が起こりました!

 

小心者で緊張しいで人見知り。

そんな私が一番恐れていたイベントが、

親族との挨拶やお食事会です。

もはや心に武装無しでは正気でいられないと思いました。

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私にとっての心の武装は服装なんです。

病は気から。気合いは服から。

フォーマルなお洋服を持っていなかった私は、

頭から足まで、全身セットを購入する事に致しました。

母親世代の意見を取り入れようと母と一緒にショッピングモールへ。

 

 いざとなったらここで買う、みたいな事前の心準備は必要だなと思います。

実際、フォーマルなワンピースをどこで買えばいいのか見当がつきませんでした。

普段はレトロ、アンティークな服装をこよなく愛している私。

キレイ目なファッションのお店や

OLのお姉さんが好きそうなキラキラしたお店には縁が無い私は、

そういうお店に、

私の求めているいわゆるパーティードレスがあるという事を知り驚きました。

 

とってもコンサバティブなお洋服が並ぶお店に入ってみたけれど、

そもそもそういうスタイルが好みでは無いので、

なんだかとても逃げ出したくなりました。

店員のお姉さんは茶髪の巻き毛にバッチリメイク、

キラキラのネイルにキラキラのネックレスをして

バッチリ素敵なワンピースに身を包んだまさにキラキラ系女子!

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そんな人種こそが、ここのお洋服を着る資格があるのだと、

そういう気がしてきます。

 自分なんかが着ても似合うはずが無い。

 

しかもお値段を見ると、1着1万円〜

といった感じで、

普段全く手を出さないレベルにお高い!

そんな高価なもの、買いたく無いぞ…

 

だんだんと卑屈になってきて、

すっかり逃げ腰になってしまいました。

 

しかし母はまったく動じず、

これは可愛く無い。

これはダサい。

と声に出して物色中。

あまりに熱心に見ているので、店員さんに

「試着も出来ますので、お声かけて下さいね」

なんて言われている。

「私じゃなくて、この子が着るのよ、結婚するから。」

と母が私を指さし伝えると、

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「そうなんですかぁ!?

おめでとうございますー!!!」

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といきなり3トーン程はテンションアップした声で

店員さんに祝福して頂きました。

 

「!?ありがとう、ございます…!」

 

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不意打ちでした。

【買い物】っていうのは、

お金を払う代わりに物を貰うこと。

等価の交換は淡々とすべきだと思っていたんです。

そこにはコミュニケーションは必要ないと思っていました。

だから、お店で店員さんに話しかけられる事が苦手でした。

 

 

でも、店員さんに式はいつかとか、

どんなウェディングドレスなのかとか、

どんな披露宴かとか、

色々と質問されお話しているうちに、

だんだんと楽しくなっていく自分がいました。

お祝いの言葉を貰っているうちに、

どんどん幸せな気持ちになっていきました。

 

買い物をする事で、買い物以上のプラスαの喜びを店員さんから貰えたんです。

これは発見でした。

 

思い切ってどんな場面やお店に着て行く服か等の詳細を伝えると、

とても親身になって考えて下さりました。

そのお店にいるひとときの間、私の人生に寄り添って、

一緒に真剣に考えてくれた。

とってもありがたい事だと思いました。

 

店員さんのおかげで、

卑屈な気持ちが無くなり、

張りつめたような緊張感が解けると、

服を見てみよう!という

前向きな姿勢に変わりました。

 

オープンな気持ちになったおかげか、

そのお店ではその後すぐにとても好みのワンピースを見つける事ができました。

それは、そのお店には無いだろうと勝手に決めつけていた、

好みのデザインだったのです。

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今思えば、この出来事がきっかけか、

幸せに対して若干貪欲になり、(笑)

買い物の時に「結婚する」という事をやたらといいふらしたように思います。

披露宴用のパーティードレスを選ぶ時も、美容室でも、指輪を買ったお店でも、旅行会社でも、手作りグッズの素材を買った手芸屋でも。

結婚するのだと言えば必ずおめでとう!!とお祝いの言葉を頂きました。

その都度とても嬉しかった思い出として心に残っています。

 

今度は、

誰かの幸せに寄り添って、

心からおめでとうと祝ってあげる側に

なりたいなぁと思います。

 

 

 幸せな買い物の鍵!

それは店員さんにあり…かも!?

 

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