食育の秋。
そろそろ来年のカレンダーが欲しい時期ですね。
今日はお勧めのカレンダーをご紹介。
私はカレンダーに、何かしらの知識や、
喜び(かわいい!)を求めてしまう派閥の人間なんですけれども、
こんなに
ガッツリ知識を得られるカレンダー
には未だかつて出会った事がありません。
その名も。
『2017年版 伝統食育暦』カレンダー
真面目か!と突っ込んでしまうタイトルです。
教科書みたいなお固い雰囲気のカレンダーなのかしらと
身構えてしまいましたが、そんな必要全くありませんでした。
なんたってこの表紙を見て下さい。
か、可愛い…
ほんわり暖かいタッチの素敵なイラスト!
さらに美味しそうな食べ物のイラストと共に、
食や暦に関する様々な知識が書かれていて、
とても読みごたえのあるカレンダーです。
日本人として知っておきたい内容が
解りやすく書かれています。
カレンダーっていうか、
もう、本です。
本を読んだのと同等の知識量です。
食に関する情報を中心にして、
月の満ち欠け、二十四節気、旧暦など、
ためになる情報が満載のカレンダーです。
内容のネタばれをしたくないので、
ちょこっとずつ良いところを紹介しますね。
魅力ポイント:デザインの良さ。
まずはカレンダー面のこの見やすさ。
すっきりとして数字も大きく、シンプルなデザインですが、
既に沢山の知識が隠されています。
小さな月のイラストは、旧暦。
緑色の文字で書かれているのは、二十四節季。
青色の文字で書かれているのは、雑節・5節句。
赤色の文字で書かれているのは、祝日、お休みの日。
さらに「食育」カレンダーらしく、食べ物に関する記念日も書いてあります。
おむすびの日…可愛い…
※旧暦
明治5年まで使われていた太陽太陰暦。月の満ち欠けを基準に作られた暦。※二十四節季
1年を春夏秋冬にわけ、さらにそれぞれを6つの段階にわけて、
より細やかな季節のうつろいを知る手がかりとしたもの。
ちゃんと余白もあるし、
壁掛け用の穴もあります。
カレンダーとしての機能もばっちり備えています。
(たまにこの穴が開いていないものがありますが、
あれ嫌です。月が変わるたびに刺す穴が増えていくという…)
魅力ポイント:ページの情報量の多さ。
雨水ってなんだ?と、二十四節季や5節句が解らない人の為に、
季節ごとに(春・夏・秋・冬)
見開きで解説ページがあり、紹介されているのが嬉しいです。
見開きページには、
・季節ごとの食事のポイント
・おすすめレシピ
・ミニコラム
などが載っていて、とても勉強になります。
季節の食材って安いし栄養価高いし、
是非勉強して食事に取り入れたいところであります。
カレンダーの上半分には、
・手づくり
・テーマ食材
・旬を頂く
・食の豆知識
・食養生
・おうちで手当て(食べ物での療法)
等のコラムが載っています。
話題のキヌアも!!
この部分の知識量が本当に豊富で、
たとえばトイレに貼ったとしたら、
長~く居座ってしまうんじゃないかと思います。(笑)
特に「食養生・手当」が参考になります。
何でも薬に頼っちゃ駄目ってことですね。
食事は毎日するものなので、
健康・不健康になるのも食事次第。
結婚してからは特に食の健康や季節を
大切にするようになりました。
ちょっと前までは、
3食ファーストフードとコンビニ飯とお菓子で
毎日生活していたため、
本当に不健康の塊でした。
自炊なんてしてる暇無かったし。
あの高校3年間+会社員時代3年の不摂生を早く取り戻さねば…と
焦る今日この頃です。
このカレンダーには、
とてもお世話になる気がしています。
まるで、田舎のおばあちゃんのようだ…
(私には田舎のおばあちゃんなんていないけど)
既に来年のカレンダーなのに参考にして
粕汁をつくったりしています!!
おまけ:こだわりを感じます。
届いた時の封筒にもこんなデザインが。
真面目か!!
愛しくなっちゃいますね。
どの項目もとても大切なことだと思います。
『海の精クラブ』様は、
天然のお塩を販売している会社さんなのですが、
この真剣な食に対する姿勢から
本当に良いお塩を作っていらっしゃるんだな、と感じました。
海の精クラブ様、この度はありがとうございました。
ちなみに、このカレンダーの素敵なイラストを描いてらっしゃるのは
イラストレーターのもたい ひでのりさんという方らしいです。
食べ物のイラストって難しいから…
美味しそうに見えるのがすごいなぁと思いました。